- 結婚して名字が変わってもそのまま車を売却できるのか?
- 車検証に旧姓が載っている場合に車を売却するために必要な手続きとは?
- 車を売却するときに結婚して旧姓から苗字が変わった場合に必要な書類とは?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では結婚して名字が変わった場合の車の売却について詳しく説明していきます。
1.結婚して名字(性)が変わった時の車売却の手続きや必要書類は?
結婚する前に買った車を結婚後に売ることってありますよね。
そんな時名字が変わって、車検証に登録してある名義と違うというケースもあると思います。
苗字が違っている場合でも、車を売却することはできるのでしょうか?
結婚して名字(性)が変わっている状態でも、車を売却することはできます。
ただ普通に車を売却するよりも、少しだけ必要な書類が増えます。
その書類とは「戸籍謄本」です。
結婚してから引越しなどをして住所が変わっている場合には「住民票」も必要です。
戸籍謄本と住民票を用意すれば、特別な手続きが必要なわけではありません。
車買取業者と売買契約を結び、書類を渡すことで車を売却することができます。
これらの書類が追加で必要になるのは、車検証の情報と異なっている場合です。
結婚後や引越し後に車検証の情報を修正しているのであれば、戸籍謄本や住民票は不要となります。
・なぜ苗字が変わると車売却で戸籍謄本が必要になるのか?
なぜ戸籍謄本が必要になるのかと言いますと、車を売るときには所有者(名義人)の承認が必要になります。
所有者に無断で車を売ることができないわけです。
もし車を売るなら車の所有者または代理人であることを証明する必要があります。
結婚して名字が変わっていると、車検証の所有者名義と名前が異なることになります。
その車の所有者かどうかを判断できないので、車を売却することができません。
そこで所有者名義の人と同一人物であることを示すために、戸籍謄本が必要になります。
戸籍謄本には、旧姓と今の性の両方が分かるので本人であることが確認できるわけです。
登録されている住所が異なる場合も一緒で、所有者名義人であると証明するために住民票が必要になります。
2.車の売却に必要な書類は?結婚後に書類を用意するときの注意点は?
車を売却するときには以下の書類や物が必要です。
普通自動車の売却に必要な書類
- 自動車検査証
- 印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内のもの×2 通)
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- 実印
- 振り込み口座(メモなど)
- リサイクル券
軽自動車の売却に必要な書類
- 自動車検査証
- 自賠責保険証明書
- 軽自動車納税証明書
- 印鑑(認印可)
- 振り込み口座(メモなど)
- リサイクル券
結婚後に注意しなければいけないのは、「実印」と「印鑑証明書」です。
結婚して名字が変わった場合には、実印を新しく登録する必要があります。
旧姓の時に使っていた実印は名前が変わった時点で無効となって、印鑑証明書を発行できなくなります。
結婚後にこの手続きをしていない場合は、あらかじめ新しい実印を作っておきましょう。