- 車売却時にマフラーの品質によって査定額は変わってくるのか?
- マフラーが故障している場合は売却する前に修理したほうがいいのか?
- 社外製マフラーを使用していると車下取りで改造車だと判断される?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では車売却時のマフラーの査定額の影響について詳しく説明していきます。
1.車売却時にマフラーでプラス査定はなし!
車を売却するときに何が査定額に影響するのかって気になりますよね。
特に少し自分で改造したり装飾をした場合にはそれが査定額に響くのかって気になると思います。
車買取時には基本的に純正品が使われていると査定額がアップします。
しかしJAAI(日本自動車査定協会)の査定基準によると、基本的にマフラーで査定額アップはありません。
点検程度で済む程度の状態の良さであれば、プラスマイナス0となっています。
これは高品質な社外製のマフラーであっても一緒です。
マフラーの品質によってプラス査定になることはないので、故障していないのであればマフラーは査定額には影響しないと思ってください。
2.マフラーが故障している場合は修理したほうがいいの?
車を売却するときにマフラーが故障している当然ですが、減点となります。
ただマフラーの寿命は10年くらいあるので、あまりないケースかもしれませんが。
どれくらい減額されるかは以下にまとめました。
マフラーの減点基準
- エキゾーストパイプ・サブマフラー交換(排気漏れ、腐食穴、改造):30000円
- メインマフラー交換(排気漏れ、腐食穴、改造):40000円
- 触媒マフラー交換:60000円
参考)JAAIの査定基準
一言でマフラーと言っても、大きく分けて3種類あります。
そのどれが故障しているのかによって、減額金が変わってきます。
「マフラーが故障していると減額されるなら修理をしたほうがいいのではないか?」と思うかもしれません。
きちんと修理するとなると、工賃を含め3万円以上かかることが多いので、基本的にはマフラーが故障していてもわざわざ修理する必要はありません。
壊れている状態で査定に出せば減点されてしまいますが、それでも修理するよりも手元に残るお金は多くなります。
なので、マフラーが故障している場合には、無理に修理する必要はありません。
3.車売却時に社外製マフラーだと改造車と判断される可能性も
社外製マフラーを使っていると改造車と思われて査定額が安くなる可能性があります。
特に車検に通らないようなマフラーを使っている場合は、そのマフラーは交換しなければいけません。
必ず減額になってしまうので注意しましょう。
車検に通らないマフラーの特徴としては以下のような特徴があります。
- マフラーの音量が大きい
- 排気ガス基準を超えている
- マフラーが長すぎ、もしくは短すぎ
ただどの程度から改造車と判断するかは、買取業者や査定士によっても若干異なります。
もしも純正品のマフラーがある場合には、あらかじめ交換しておいた方が高く売ることができるでしょう。