- 車を売却するときには車庫証明書は必要なのか?
- 車を廃車にする場合、車庫証明書を用意する必要があるのか?
- 永久抹消登録をすれば、車庫証明の登録を取り消すことができる?
- 車を売却・廃車にした場合、車庫証明の取り消し手続きを行う必要があるのか?
- どんな場合に車庫証明書が必要になるのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では車売却時の車庫証明について詳しく説明していきます。
1.車を売却するときに車庫証明は必要?
車を売却するときには様々な書類が必要となります。
車庫証明は必要なのか気になりますよね。
まず結論を言いますと、車を売却するときには車庫証明は必要ありません。
そもそも車庫証明は車を保管するスペースがあることを証明するためのものです。
これは主に車を購入するときや誰かからもらうときに必要なものとなります。
車を売却するときには、駐車スペースがあるかどうかなんて関係ないですよね。
なので、車庫証明はなくても車を売却することができます。
・車の売却に必要な書類
参考までに車の売却に必要な書類を乗せておきます。
普通自動車の売却に必要な書類
- 自動車検査証
- 印鑑登録証明書(発行後1ヶ月以内のもの×2 通)
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- 実印
- 振り込み口座(メモなど)
- リサイクル券
軽自動車の売却に必要な書類
- 自動車検査証
- 自賠責保険証明書
- 軽自動車納税証明書
- 印鑑(認印可)
- 振り込み口座(メモなど)
- リサイクル券
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2.車を買い替えるときには車庫証明が必要に!
車庫証明は車を売却するときには必要ありませんが、車を買い替える場合には必要になります。
車買取業者に車を売る場合、行ってくれる手続きは売却だけなので、車庫証明の手続きはやってくれないので注意してください。
車の購入店であれば代行手続きをやってもらえるので、そちらに頼みましょう。
ちなみに新しい車を買った場合問題なく車庫証明の手続きができることもあるのですが、申請が断られるケースもあります。
例えば、前の車が置かれている状態で申請をすると、十分な駐車スペースがないと判断されて、申請が断られてしまいます。
2台置ける十分な駐車スペースがあれば、申請は通りますが、2台分の駐車スペースがない場合、申請が却下されてしまいます。
また警察署によっては車を買い替えて新しい車の車庫証明を登録するときには、売却した証拠を提示する必要な場合があります。
自分で車庫証明の手続きを行う場合には、車の売却したときに結んだ売買契約書などを持っていくとスムーズに申請が行えます。
3.車を売却・廃車にした場合には、車庫証明の取り消し手続きを行う必要があるのか?
車を売却した場合には、車庫証明の取り消し手続きを行う必要はありません。
その車の新しいオーナーが車庫証明を取得したときに、以前の車庫証明は自動的に抹消されることになっています。
しかし、車を廃車にして処分した場合には、車庫証明の取り消しを行う必要があります。
車を廃車にした場合には、管轄の警察署に抹消登録証明書を持っていくことで、手続きを行うことができます。
前の車の情報が残っていると、車庫証明書を発行することができなくなるケースもあるので、一応車を廃車にした場合には、車庫証明の取り消し手続きを行ったほうがいいです。
ただ車庫証明の手続きについては、管轄の警察署によって対応が分かれます。
車庫証明の取り消し手続きをしなくても、必ずしも次にその駐車場を使う人が困るわけではありません。
前の情報が残っていたとしても、その車がなくなっているのであれば、その情報に上書きされるだけの場合もあるからです。
事情をきちんと説明をすれば新しい車の車庫証明書を取得できなくなるわけではないので、実際にはこの手続きをやらない人もいます。
とはいえ、余計なトラブルを防ぐためにも車を廃車にした場合には、車庫証明の取り消し手続きを行うことをお勧めします。