- 車購入時に実印は必要なのか?
- 新車を買うときに認印で購入できる場合とは?
- 中古車を購入するとき印鑑証明はいらない?
- 車を購入するとき、印鑑証明は何通必要?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では車購入時の印鑑や印鑑証明書について詳しく説明していきます。
1.車を購入するとき必ず実印と印鑑証明書が必要?
車を購入するときには必ず実印と印鑑証明が必要というわけではありません。
普通自動車を購入するときには必要になりますが、軽自動車を購入するときには不要となります。
これは新車を購入するときも、中古車を購入するときも同じです。
普通自動車であれば新車・中古車にかからわず、実印と印鑑証明書が必要になります。
軽自動車であれば新車・中古車に関わらず、実印と印鑑証明書は不要となり認印があれば購入することができます。
ただ軽自動車の場合でも販売店が本人確認のために実印と印鑑証明書を求めてくるケースがあります。
軽自動車の購入の手続き上は必要ないのですが、販売店によっては必要になる場合があります。
・なぜ普通自動車を購入するときに実印と印鑑証明書が必要になるのか?
普通自動車は購入すると、資産という扱いになります。
資産の場合は、登記登録が必要となり、その手続きのために実印と印鑑証明書が必要になります。
軽自動車の場合は、資産扱いされず、登記登録が不要になります。
そのため軽自動車は実印と印鑑証明書が必要なく認印だけで購入の手続きを行うことができます。
ちなみに普通自動車を購入するときに、車検証の所有者名義に載せる人の実印と印鑑証明書が必要です。
2.車をローンで購入する場合には、実印と印鑑証明書がいらない?
自動車ローンを組むときに、自動車を担保にしてローンを組むことがあります。
その場合、車の所有者はローン会社になります。
あくまで実印と印鑑証明書が必要になるのは、登記登録を行うためです。
購入した普通自動車の所有者がローン会社になるのであれば、その手続きを行う必要がなくなるので、実印と印鑑証明書がいらなくなるというわけです。
車の購入に実印と印鑑証明は必要なくなりますが、自動車ローンを組むときに実印と印鑑証明書が必要になります。
自動車ローンを組んで普通自動車を買う場合でも、実印と印鑑証明書は必要になると思ったほうがいいです。
また軽自動車を自動車ローンで購入する場合も、実印と印鑑証明書が必要になりますね。
3.車購入時に印鑑証明書は何枚必要?どこで発行すればいい?
車の購入時に必要な印鑑証明書は、どんな場合かによって必要な枚数が変わってきます。
印鑑証明書の発行場所は基本的に市町村役場で発行することができます。
まとめて発行することができるので、購入店に確認したうえで発行しに行くことをお勧めします。
・車を現金で購入するだけ場合:印鑑証明書が1枚必要
(内訳:車の登記登録用1枚)
・車を現金で購入+車を下取りに出す場合:印鑑証明書は4枚必要
(内訳:車の登記登録用1枚+旧車の名義変更用1枚+旧車の自動車税還付用1枚+旧車の自賠責保険解約用1枚)
・車をローンで購入するだけ場合:印鑑証明書が1枚必要
(内訳:自動車ローン手続き用1枚)
・車をローンで購入+車を下取りに出す場合:印鑑証明書は4枚必要
(内訳:自動車ローン手続き用1枚+旧車の名義変更用1枚+旧車の自動車税還付用1枚+旧車の自賠責保険解約用1枚)
4.車購入時に使える印鑑証明書の期間は何か月?
印鑑証明書には特に有効期限というものは設定されていません。
しかし、古い印鑑証明書だと本当に今もその印鑑で登録しているのかが分かりません。
そのため多くの場合、車の購入では「発行から3か月以内の印鑑証明書」を求められることが多いです。
中には「発行から1か月以内の印鑑証明書」を求められることもあります。
あまり早めに発行し過ぎても無駄になる可能性があるので、車の購入が近づいてから印鑑証明書を発行するくらいの感覚を持っていた方がいいですよ。