- 自動車保険の運転手の年齢条件とは?
- 自動車保険の年齢別の金額の区分はどうなっているのか?
- 自動車保険の年齢条件による割引率の目安とは
- 誕生日を迎えて年齢が途中で変わったら自動車保険の年齢変更手続きは必要なのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では自動車保険の運転手の年齢条件に付いて詳しく説明していきます。
1.自動車保険の運転手の年齢条件とは?
自動車保険は車を運転する人の年齢によって保険料が変わってきます。
若い人が車を運転すると交通事故を起こしやすく、ある程度の年齢になれば落ち着いて交通事故が起こりにくくなるからです。
何歳の人が車を運転するかによって、自動車保険料が変わってくるのです。
・自動車保険の年齢別の金額の変化の区分とは?
自動車保険の年齢によって保険料は変わってきますが、割引率はおおよそこのようになっています。
年齢条件 | 割引率の目安 |
年齢無制限 | 0% |
21歳以上補償 | 50~60% |
26歳以上補償 | 65~70% |
30歳以上補償 | 65~70% |
35歳以上補償 | 70~75% |
※厳密な割引率は各保険会社によって異なります。
これを見てわかるように全年齢だと自動車保険料はとても高くなります。
26歳を超えるとだいぶ割引率がよくなり、安くなった印象を受けると思います。
年齢条件の境目の年齢になった時には、年齢変更を忘れないようにしましょう。
2.自動車保険の年齢条件はどのように設定するべきか?
基本的には自動車保険の年齢条件は「同居している家族の中で一番若い人」に設定しておく必要があります。
例えば、家族の中で22歳が一番若い人であれば、21歳以上の条件で自動車保険を契約する必要があるということです。
このように設定しないと、22歳の人が車に乗ることができません。
もちろん一番若い人が車に全く乗らないのであれば、車に乗る人の中で最も若い人になります。
・別居している子供の年齢は考えなくていい
自動車保険の年齢条件の適用範囲は「本人、配偶者、同居の親族、使用人」となっています。
別居の子供には適応されないことになっているのです。
例えば、東京の大学に通っている息子(20歳)がいるから、年齢無制限に入っているというのは無駄ということになります。
帰省で実家に戻ってきたときに車に乗るからと言っても、年齢条件を満たしている必要はありません。
仮に30歳以上補償でも、運転者限定で家族限定を選んでいるのであれば、20歳の息子が車に乗っても大丈夫です。
・被保険者の年齢が60歳を超えると保険料が高くなる
祖父が車を運転するということで、祖父を被保険者にしているという家族は多いです。
自動車保険の年齢条件は35歳以上になっているから安くなっているはずだと思うかもしれません。
しかし、被保険者が60歳を超えると、自動車保険料が高くなってしまいます。
もし同居している家族に35~59歳の人がいれば、その人に設定したほうが保険料を安くすることができます。
3.誕生日を迎えて年齢が変わったら自動車保険の年齢変更の手続きが必要か?
例えば25歳で自動車保険を契約したとき、26歳になれば一つ上の年齢区分になります。
その時には、自動的に自動車保険の補償条件が変わるわけではありません。
年齢変更の手続きが必要になります。
基本的には自動車保険は1年間の更新になりますが、途中で補償条件は変更することができます。
21歳、26歳、30歳、35歳と年齢区分の変わり目の年齢になったら、すぐに保険会社に連絡をして年齢条件を変えたほうがいいです。
多くて数千円も自動車保険料を節約できるので、やったほうがいいですよ。
年齢条件を変更するときに他の自動車保険と比べてみるのもいいと思います。
もしかしたら同じ補償内容でも自動車保険料が節約できるかもしれませんよ。