- 自動車保険を契約するとき親の等級は関係してくるのか?
- 自動車保険で親の等級をもらうことができるのか?
- 別居している場合でも自動車保険で親の等級を引き継ぐことができるのか?
など気になることがあrつおお澪ます。
そこでこの記事では自動車保険の親の等級について詳しく説明していきます。
1.自動車保険で親の等級は関係してくるのか?
自動車保険は等級が高ければ高いほど、保険料が安くなります。
最大で63%も保険料を安くすることができるので、できる限り等級をあげることが自動車保険を安く抑えるポイントになります。
親の自動車保険の等級が高い時には、子供の自動車保険の等級に関係してくるのでしょうか?
親の等級が高ければ、子供の等級を上げることができる場合があります。
多くの保険会社ではセカンドカー割引があります。
2台目の車の自動車保険に入るときに、通常6等級からスタートするところを7等級からのスタートにすることができるんです。
6等級の場合だと保険料の割引率は19%に対し、7等級の割引率は30%ととなっています。
1等級の違いですが、10%の保険料の割引率は大きいと思います。
仮に7万円の保険料がかかる場合には7000円の割引になりますからね。
・セカンドカー割引を利用する条件とは?
セカンドカー割引を利用する場合には、親の自動車保険の等級が11等級以上であることが求められます。
その場合に被保険者と同居の家族であれば、セカンドカー割引を利用することができます。
親と子供が別居している場合には、セカンドカー割引を使えないので注意してください。
2.自動車保険で親の等級を引き継ぐ方法とは?
自動車保険で子供が親の等級を引き継ぐことはできます。
等級を引き継ぐタイミングとしては、新しく車を購入した場合です。
親が昔使っていた車を子供専用にして、親は新しく買った車を使うというような場合には等級の引継ぎを行ったほうがいいです。
手続きの方法は、保険会社に連絡をし必要書類を用意すれば特に難しい手続きではありません。
・自動車保険の等級を引き継ぐための条件とは?
自動車保険の等級を引き継ぐためには、記名被保険者の家族である必要があります。
具体的な条件を出すと「配偶者」「同居の親族(6親等以内の血族)」となります。
夫の等級を引き継ぐことができるのは、妻や子供、両親、孫などの同居している家族になります。
ただし注意したいのは別居している場合には、等級の引継ぎはできません。
例えば、別居している親子間では等級の引継ぎを行うことができません。
3.自動車保険は親から子供に等級を引き継いだほうがいいのか?
等級の引継ぎ条件を満たしているのであれば、親から子供に等級を移したほうがトータルの保険料を安くすることができます。
基本的に子供の方が保険料が高くなるので、等級による割引率の恩恵が大きくなるのです。
例えば、18歳になり運転免許を取得して車を購入した場合、自動車保険の年齢制限はなしにする必要があります。
年齢制限を外すと保険料が高くなるので、10万円以上の保険料になることも珍しくありません。
逆に親しか乗らない車を作れば、年齢制限を35歳以上に設定することができ、保険料を安く抑えることができます。
仮に子供が乗る車の自動車保険が10万円、親が乗る車の自動車保険が5万円だとします。
20等級であれば、63%の割引、6等級であれば、19%の割引となります。
・親から子供に等級の引継ぎを行わなかった場合の割引額
10万円×19%+5万円×63%=19000円+31500円=50500円
・親から子供に等級の引継ぎを行った場合の割引額
10万円×63%+5万円×19%=63000円+9500円=72500円
このように引継ぎを行った場合のほうが、割引額が大きくなるんです。
また補償内容が同じでも、保険会社が違うだけで自動車保険料が安くなることもあります。
自動車保険の加入・更新を予定しているのであれば、一度保険料を比較してみることをお勧めします。