- 車を廃車にするとき車のパーツや部品を取り外しても廃車にできるのか?
- 廃車にする車の部品を記念に取っておきたい場合は手元に残すことができるのか?
- 廃車にするよりもパーツを取り外して売ったほうが得じゃないのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では廃車のパーツや部品について詳しく説明していきます。
1.車のパーツや部品を取り外しても廃車にしてもらえる?
車のパーツや部品を取り外してから廃車にすることもできます。
例えば、外付けのカーナビを買った場合、次の車でもカーナビを使いたいという人は多いでしょう。
新しい車に標準装備されている場合は別ですが、付いていない場合また新たに買うのももったいないですからね。
その場合には外付けのカーナビを外して、車を廃車にすることができます。
廃車費用を払って車をスクラップ処分するのではなく、車買取業者などに買い取ってもらう場合には査定の前にパーツや部品を取り外しておく必要があります。
あくまで査定額はパーツ込みでの値段になっているので、取り外してしまうと価値が変わってきます。
あとで揉める原因にもなるので、査定してもらうときに取り外すことを伝えておきましょう。
・パーツや部品の取り外しを廃車業者に頼む場合は工賃を取られる
外付けのカーナビやETC車載器など取り外しが簡単なものであれば、自分で取り外すことができます、
しかし、配線などの関係から強引に取り外すと車に傷をつけてしまう可能性もあります。
例えば、標準装備されているインダッシュタイプのカーナビの場合、素人が取り外すのは大変ですよね。
自力では取り外すのが困難な部品やパーツは、廃車業者に頼んで取り外してもらうこともできます。
ただその場合には工賃を取られるので注意してください。
取り外し工賃の目安
- オーディオ:3000円
- ETC:3000円
- カーナビ:5000円~1万円
- ロッドアンテナ:2000円
- タイヤ:2000円(1本)
- 電動シート:2000円
このように取り外しの工賃が取られるので、取り外し工賃と取り外して取っておくことのメリットをしっかりと考えた上で取り外しを依頼しましょう。
多少もったいない感じがしても、そのまま廃車と一緒に処分したほうがお得な場合もあります。
2.廃車時に取り外してはいけないパーツや部品もある
2005年に自動車リサイクル法が施行され、自動車の解体は許可が必要となりました。
付属品の取り外しであれば一般の人が取り外しても大丈夫なのですが、付属品以外の取り外しとなると解体に当てはまるので違法となります。
そのため付属品以外のパーツを取り外してオークションなどで売却するということはできません。
具体的にどのパーツの取り外しがアウトなのかと言いますと
- エンジン
- シート
- バンパー
- ドア
こういった部分を取り外してしまうと、解体とみなされる可能性があります。
・廃車時にパーツを取り外さないほうが売れる可能性が高い
廃車にするときにパーツを取り外したいという人は、金銭的に得することが目的だと思います。
パーツをオークションなどで売れば、お金に変えることができます。
ただ金銭的なメリットを考えるのであれば、パーツを取り外さないのが一番得な場合が多いです。
下手にパーツを取り外してしまうと、車の価値が下がる可能性があるからです。
例えば、タイヤは付属品なので廃車前に取り外しても大丈夫です。
しかし、タイヤのない車を売ろうとすると、買い叩かれます。
車単体で見た時に、タイヤがない車というのは走行不能な車になります。
そういった事情から単純にタイヤ代を引かれるよりも大幅な値引きが行われてしまうのです。
「廃車にする費用がもったいない!」
「できれば車を買い取ってもらいたい」
という場合には一括査定サイトを利用することをお勧めします。
こちらの一括査定サイトならばボロボロの車でも買い取ってくれる可能性があります。
大手と中小の車買取業者の査定額を比較することができ、どんな車でも高く買い取ってもらえる可能性があります。
自分でパーツや部品を取り外して売るよりも、こっちの方が手軽に高く売ることができます。