- 事故車を所有しているだけでも税金がかかるのか?
- 事故車の税金の支払いを逃れるにはどうすればいいのか?
- 事故車を所有しているときでも税金を支払わなくても済ませる方法とは?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では事故車と税金について詳しく説明していきます。
1.事故車を放置していると自動車税はかかるのか?
事故車をすぐに修理したり処分できたりするわけではないので、一定の期間放置している人もいるかと思います。
例えば3月下旬に交通事故を起こして修理をしようか買い替えようかと思っていたら、5月に自動車税の請求書が届いたなんてケースもありますよね。
この場合、事故車であっても自動車税を支払わなければいけないのでしょうか?
結論を言いますと、自動車税は払わなくてはいけません。
自動車税の請求は4月1日の時点で車を所有している人のところに請求書が届きます。
仮に事故車で動かない車であっても車を所有していることには変わりがないので、支払わなければいけません。
また基本的に自動車税はまとめて年払いになりますが、放置している間も実質的には自動車税を支払っていることになります。
あとで紹介する方法を使えば、自動車税の還付を受けられたり返金してもらえたりします。
余計な自動車税を支払わないためにも早めに対応することをお勧めします。
2.事故車を抹消登録すれば自動車税はかからなくなる
自動車税の支払いを止めたければ、抹消登録を行う必要があります。
抹消登録には「一時抹消登録」「永久抹消登録」の2種類があり、どちらの方法でも自動車税の支払いを止めることができます。
一時抹消は一時的に廃車状態にすることができますが、再度申請することで一時抹消登録を解除することができます。
再び車に乗る予定があるという場合には、一時抹消登録を選ぶことになります。
それに対して永久抹消登録は車を廃車にするときに行う手続きです。
あとで車に乗ることはできないので、その車を廃車処分する場合にのみ選ぶことになります。
事故車であればその車をどうするかによって変わります。
- 修理して乗り続ける予定があるのであれば一時抹消登録
- 修理はせずに廃車にするのであれば永久抹消登録
を選ぶことになります。
ただ比較的早めに修理する予定であれば、いちいち一時抹消登録の手続きをする手間がかかるので基本的にはやりません。
事故車を長期間放置し続ける場合にやったほうがいい手続きになります。
・抹消登録をすれば還付金が戻ってくる
自動車税は年間払いで払うことになりますが抹消登録をした場合、余計に支払ったお金は還付されます。
例えば、8月に抹消登録したら残りの7か月分の自動車税が還付されます。
基本的に月割で計算されるので、事故に遭った月に手続きをしてしまうのがお得です。
3.事故車は放置するよりも車買取業者に売却するのがおすすめ!
事故車にはもう乗らないという場合には、無駄に放置するよりもさっさと車買取業者に売却したほうがいいです。
ディーラーでの下取りで値段がつかないと言われた事故車であっても、車買取業者であれば買い取ってくれる可能性があります。
車買取業者によっては、使えるパーツを取って販売したり、鉄くずとして売ることで利益を出すこともできます。
そのため事故車であっても有料で買い取ってくれる可能性があるのです。
普通に廃車にするとなると、廃車費用が4~10万円ほどかかります。
廃車費用をかけるくらいでしたら、数万円でも値段がついたほうが嬉しくないですか?
もちろん必ずしも値段がつくとは限りませんが、それでも最悪無料で引き取ってくれるという車買取業者を見つけることができるでしょう。