あなたは車にコーティングを施していますでしょうか。
あるいは今まさに車を購入するところでコーティングをするべきか迷っているのでしょうか。
今回はコーティングをすることに関して、メリットやデメリットなどを一緒に見ていければと思います。
1.車のコーディングの効果は?種類は何がある?
車のコーティングと言っても、種類は結構あります。
ただ、そもそもコーティングは何のためにするのでしょうか。
コーティングをするかどうか迷っている方は車の塗装に関して少なからず疑問を持たれているのではないでしょうか。
コーティングをしなくてもこの塗装は何年後もしっかり持ってくれるのだろうか。
あるいは、ピカピカツヤツヤの状態に憧れを持ってコーティングを検討されているのかもしれません。
はたまた、コーティングをすることで洗車が格段に楽になるってことを考えておられますでしょうか。
これらはどのコーティングを選んでもある程度は効果を発揮してくれるでしょう。
それぞれのコーティングの種類と効果は簡単にいうと以下の通りです。
まずガラスコーティングと言われる、ガラス繊維が入ったコーティングです。
これは一番効果の持続が長く、ツヤも一番出やすいコーティングの一種です。
しかしその代わり高価で施工に時間がかかるといったものです。
ディーラーでの新車見積もりでガラスコーティングやグラスコーティングと言われているものはこれのことです。
次にポリマーコーティングやフッ素系のコーティングと言われる樹脂系のコーティングがあります。
持続力はガラスコーティングほどありませんが、ガラスコーティングほどは高くなく、気軽にできる本格派のコーティングといったものです。
最後に、ワックスコーティンングなどの油脂系のコーティングもあります。
これは単純にワックスがけを行うことでコーティングが行われるため、最も手軽に行うことができるコーティングです。
価格も非常に安価なものもありますが、持続期間は短く、こまめにワックスがけをする時間があるようであればこちらを検討されても良いかもしれません。
車のコーティングには大きく分けてこの3種類があり、このうちのどれかをされる、またはコーティングを一切されない方もいます。
ただやはりいずれにしてもコーティングがあることで汚れがコーティングの上にあるのと車のクリア塗装の上にあるのでは綺麗にするのに随分違ってきます。
2.車のコーディングのメリットは?
やはり車のコーティングがあることでのメリットというのは多数あります。
まずは汚れが落ちやすい点でしょう。
車のボディーというのは何段階かにわかれて塗装が行われています。
車の大元の鉄板があって、そこに何段かのカラーの層があり、その上にクリア層と言われる透明の層が存在します。
この状態で新車は塗装を完了として出荷されています。
ここからさらにコーティングをするとクリア層の上にコーティング層が乗っかるというイメージです。
車のコーティング層の上に汚れやゴミが乗っかるのとクリア層の上に直接ゴミが乗っかるのではその汚れの取れやすさに違いがあります。
その洗車がしやすくなるいうことはメリットになります。
コーティングをしていることで汚れ自体も滑りやすくなっているので、コーティング層の上にある場合は水洗い洗車の時点でかなりの汚れが落ちてくれます。
クリア層は新車からしばらくしてくると落ちにくくなってくる瞬間がありますが、そのクリア層の保護をしてあげるのです。
そのほかにも、クリアでも最初のうちはツヤがあって綺麗なのですが、しばらく時間が経ってしまうとクリアも徐々に霞んできます。
しかし、コーティング層があることでまずそのコーティング層がツヤがあり、輝きを発しているように見えます。
また、クリア層には傷がつかずに残っていることでコーティングが取れた段階でもクリア層は綺麗な状態に保たれているのです。
どんなコーティングを選ぶにせよ、地肌が見えているよりも服を着ているという感覚でコーティングをしてあげる方が良いでしょう。
3.車のコーディングのデメリットは?
車のコーティングのメリットはたくさんありますが、デメリットもあります。
まず、いずれのコーティングをするかにもよりますが費用がかかります。
特にガラスコーティングをする場合などは費用が高く、安いもので3万円、高いもので10万円近くになることもあります。
しかし、ポリマーコーティングやワックスコーティングなどはもっと手軽にできますが、それでもコストはかかってきます。
それは例えば洗車機であったとしてもワックスコーティングを毎回すると年間では通常の洗車をしているよりも多くかかってきますよね。
あと、コーティングをすると水滴がスルスルっと落ちて行く様を見たことありますよね。
コーティングをすることで水滴になるくらいコーティングをされているわけですが、この水滴が意外と大敵なのです。
この水滴が晴れの日に虫眼鏡のように反射して焼き付けるのです。
そしてそれはウォータースポットという取れにくい汚れとなってしまいます。
これを取ろうと思うとコンパウンドと呼ばれる細かい粒子が入ったワックスなどで取り除いてあげる必要があります。
ただそれでもコーティングがあると塗装自体は削らずに取ることができるので、デメリットというほどではないかもしれませんが。
4.車のコーディングは何年持つの?耐久性を伸ばす方法は?
車のコーティングはどのくらいの耐久性があるのでしょうか。
それぞれのコーティングの種類によって何年、あるいは何ヶ月かで落ちてしまうものが違ってきます。
ただし、それらは車の使用状況、どんな場所に車を保管しているかによって大きく変わってきます。
例えば、常時太陽の光が当たる外の駐車場に止めている場合は、屋内駐車場で風雨にさらされない車と比べるとコーティングが落ちやすくなります。
多少なりとも雨でコーティングが徐々に取れていってしまうからです。
それではその条件を加味した上でそれぞれのコーティングを種類に分けて見て行きましょう。
まずワックスコーティングですが、これは耐久性としては一番早く落ちてしまう可能性が高いでしょう。
ワックスコーティングは数週間くらいで取れてしまうので、洗車ごとに毎回ワックスコーティングをしてあげる、または数回に一回ペースという方が多いでしょう。
結構洗車にも時間がかかってしまい、背が高い車でパネルの面積が多いと大変です。
次にポリマーコーティングは数カ月から1年くらい持つものもあります。
しっかりした業者に依頼したポリマーコートだと長く保持できる可能性が高いです。
そういった少し高級なポリマーコーティングの場合、ガラスコーティングに近い形でメンテナンスキットなんかがあったりして、特別な洗車道具で洗車をしてあげるとより耐久性を長く保てます。
最後にガラスコーティングですが、これは3~5年くらい持つものが多いでしょう。
もちろんこちらもメンテナンスをしっかりして正しい状態で保ってあげることが大切です。
費用の高さが何年くらいの耐久性があるのかと比例していると言えるので、施行されようとしているコーティングの費用対効果を考えて決められても良いかもしれません。
5.車のコーティング剤のおすすめは?
車のコーティング剤でおすすめのものを最後にご紹介します。
ワックスコーティングではWAKO'S Various coat A141が人気です。
手軽に、そして簡単に、また価格も3千円を切っているので購入のしやすさが人気でしょう。
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ポリマーコーティングではポリマーG1000というものが人気です。
酸化がしにくく、ムラなく塗れるということが人気の理由になっています。
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ガラスコーティングは圧倒的にピカピカレインというものが人気です。
価格も1万円ほどなので購入するハードルは低いでしょう。
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