- 車検の費用の相場はいくらかかる?
- 車検費用の内訳は?総額でいくらかかる?
- 車検の法定費用はどれくらいかかるのか?
- 普通自動車と軽自動車で車検の費用はどう違うのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では車検の費用について詳しく説明していきます。
1.車検費用の内訳は?法定費用と車検基本費用って何?
車検費用の内訳としては「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用」の3つに分かれます。
さらにそれぞれの費用でいくらぐらいかかるのかについて詳しく解説していきます。
・法定費用
法定費用とは、法律で支払うことが定められている費用のことを指します。
これは車種ごとに決まってくるので、どこの車検屋で車検を受けても変わることはありません。
法定費用としては
- 自動車重量税
- 自賠責保険
- 検査手数料
の3つがあります。
車体重量 | 2年 | 1年 |
軽自動車 | 6600 | 3300 |
~500kg以下 | 8200 | 4100 |
~1000kg以下 | 16400 | 8200 |
~1500kg以下 | 24600 | 12300 |
~2000kg以下 | 32800 | 16400 |
~2500kg以下 | 41000 | 20500 |
~3000kg以下 | 49200 | 24600 |
引用:日本自動車工業会
普通自動車 | 軽自動車 | |
12ヶ月 | 15,520円 | 15,130円 |
13ヶ月 | 16,380円 | 15,960円 |
24ヶ月 | 25,830円 | 25,070円 |
25ヶ月 | 26,680円 | 25,880円 |
36ヶ月 | 35,950円 | 34,820円 |
37ヶ月 | 36,780円 | 35,610円 |
引用:損保ジャパン自賠責保険料
車種 | 検査手数料 |
3ナンバー車 | 1,800円 |
5ナンバー車 | 1,700円 |
軽自動車 | 1,400円 |
・車検基本費用
車検基本費用とは、24か月定期点検料、測定検査料、車検代行手数料などの費用を指します。
車に異常がないかを点検するのが車検の目的でもあるので、念入りに点検してもらえます。
この費用は人件費が関わってくるので、どこに車検を依頼するかによって変わってきます。
一般的にディーラーは高くカー用品店などは安めになります。
車検基本費用の相場としては以下のようになっています。
- ディーラー:8~9万円
- 整備工場:5~8万円
- カー用品店:6~7万円
- ガソリンスタンド:5~7万円
・部品交換費用
車検で点検をした際に交換が必要な部品があった場合に、追加で交換費用がかかります。
どの部品にも問題がなければ特にかかることはないですが、基本的に車の部品・パーツは消耗品です。
2回目の車検以降になると、交換しなければいけなくなることが多いです。
車の運転回数や走行距離によっても変わってきます。
主な部品の交換費用の相場を紹介しておきます。
- ブレーキパッドの交換:10,000~30,000円
- バッテリーの交換:10,000~30,000円
- タイミングベルトの交換:30,000~50,000円
- タイヤの交換:40,000~80,000円
- ラジエーターの交換:50,000~100,000円
- スパークプラグの交換:5,000~15,000円
- バンパーの修理:10,000~50,000円
- マフラーの修理:10,000~30,000円
2.車検費用の相場はいくら?普通自動車と軽自動車でどう変わってくる?
車検費用の相場は、どこで車検を受けるのかによって変わってきます。
法定費用はどこで受けても変わりませんが、車検基本費用や部品交換費用は変わってきます。
おおよその車検費用の相場としては以下のようになっています。
- ディーラーの車検:法定費用+4万~10万円
- 民間整備工場の車検:法定費用+2万5000円~8万円
- カー用品店の車検:法定費用+2万5000円~8万円
- ガソリンスタンドの車検:法定費用+2万円~6万円
- ユーザー車検:法定費用のみ
- 車検代行:法定費用+1万円~3万円
また普通自動車と軽自動車の車検代の違いとしては以下のようになっています。
法定費用 | 車検基本費用 | 部品交換費用 | 合計 | |
普通自動車 | 47500~ | 54000~ | 車の状態による | 10万円~ |
軽自動車 | 33000~ | 34000~ | 車の状態による | 7万円~ |