- 車検はいつから毎年やる必要があるのか?
- 車検費用はいつから高くなるのか?
- 1年に1回車検をしなければいけなくなる年数とは?
- 年式10年以上の車は毎年車検をしなければいけないのか?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では車検の回数と費用が増えるタイミングについて詳しく説明していきます。
1.毎年車検に通す必要があるのは何年からか?
新規登録から10年以上経った車は毎年車検に通す必要があると言われることが多いです。
確かに以前は10年以上経過した車は毎年車検に通す必要がありました。
しかし、平成7年の法改正により10年以上経過した車でも2年に1回のペースで車検に通せば大丈夫になりました。
昔の車に比べて今の車は性能が上がり、故障しにくくなっています。
そのため10年以上経過した車であっても、毎年車検に通す必要はなく、今まで通り2年に1回で大丈夫です。
2.車検の費用はいつから高くなるのか?
車検の費用が高くなるのであれば、車を買い換えたほうが安く済むことがあります。
場合によっては車検代に20万円以上かかることもあるので、それならそのお金を新しく買い替える車に使ったほうがいいです。
いつから車検の費用は高くなるのでしょうか?
・年式10年以上の古い車は整備代金が高くなる
古い車になると整備代金が高くなります。
様々な部品やパーツが破損していたり、摩耗していたりするので、その部品やパーツを交換するためにお金がかかります。
どのタイミングで部品の交換が必要になるかは、どれくらい車に乗っているのかによっても変わってきます。
ただ一般的なタイミングで言うと10年が一つの目安になります。
10年以上乗った車は乗ろうと思えば乗り続けることができますが、その分車検代や修理代が高くつくと思ったほうがいいです。
・13年以降は自動車重量税がアップする
車検の時には整備代のほかにも自動車重量税を支払う必要があります。
自動車重量税は新規登録から13年経過するとおよそ1.4倍にアップ、18年経過するとおよそ1.5倍にアップします。
どれくらい自動車重量税がアップするかについては以下の表にまとめました。
車体重量 | 通常 | 13年経過 | 18年経過 |
軽自動車 | 6600 | 7600 | 8800 |
~500kg以下 | 8200 | 11400 | 12600 |
~1000kg以下 | 16400 | 22800 | 25200 |
~1500kg以下 | 24600 | 34200 | 37800 |
~2000kg以下 | 32800 | 45600 | 50400 |
~2500kg以下 | 41000 | 57000 | 63000 |
~3000kg以下 | 49200 | 68400 | 75600 |
引用:日本自動車工業会
自動車税が高くなる分だけ、車検代も高くなるので、その前に車を買い換えたほうがいいですよ。
・まとめ
最初の車検は3年間で、それ以降は基本的に2年に1回車検に通せば大丈夫です。
ただ10年を超えたあたりから整備代金が高くなり、13年以降には自動車重量税がアップすることにより支払う車検代もアップします。
車に長く乗れば長く乗っただけ、車検代やメンテナンス費がかかります。
場合によっては20万円、30万円と費用がかかるので、それならば車を買い換えたほうがいいことが多いです。