- 中古で購入した車もリコールで無料修理の対象になるのか?
- リコールがあった場合、中古車でも通知は来るのか?
- 中古車のリコールの確認方法とは?有効期限はいつまで?
など気になることがあると思います。
そこでこの記事では中古車のリコールについて詳しく説明していきます。
1.中古車がリコール対象だった場合、無料修理してもらえるのか?
「中古で購入した車がリコール対象だった」ということもあるかと思います。
リコールの修理はメーカー系列のディーラーで行うものです。
なので、ディーラーで新車として車を購入していないと、リコールで修理してもらえないのではないか?と思うかもしれません。
しかし、リコール対象となった場合、新車・中古車関係なしに無料で修理してもらうことができます。
リコールが発生する問題というのは、メーカー側のミスによる不具合によるものです。
少し言い方を変えれば、不良品を売っていたということになります。
もし仮に新車だけしか修理しないとなると、車の不具合によって事故に発展する可能性があります。
メーカー側の販売責任として、新車に限らず中古車であっても、無料で修理をしてくれるわけです。
仮に中古で購入した車であっても、リコール対象となった場合には、ディーラーに持っていって修理をしてもらいましょう。
・リコールの修理の有効期限はいつまでなのか?
自分の車がリコールが発覚しても、すぐに修理に出せるとは限りませんよね。
忙しかったり、車を使う用事があったりすると、忘れてしまうこともあるかもしれません。
リコールの修理の有効期限はいつまでなのでしょうか?
結論を言いますと、リコールの修理の有効期限は特にありません。
いつでもリコールの修理をしてもらうことができます。
リコールから数年経った後でも、無料で修理してもらうことができます。
ただ有効期限が特に設定されていないからと言って、車の不具合を放置しておくのはやめましょう。
仮にリコールの問題となっている不具合を放置したまま車に乗り続けて、交通事故が起こったとしても、メーカー側に責任はありません。
あくまで運転手の責任になります。
車の不具合による事故を起こさないためにも、なるべく早めに修理に出すことをお勧めします。
2.リコールがあった場合、中古車でもメーカーから通知は送られてくるのか?
メーカー側がリコールの告知をしているときに「自分の車は対象になっているのか?」と気になることはありますよね。
新車で購入した場合であれば、ディーラーから連絡が来そうですが、中古車だとディーラーから連絡が来ないのではないかと思うかもしれません。
しかし、中古車であってもリコールの通知は届くようになっています。
リコールの通知が送られてくるのは、車検証に登録されている使用者に対してです。
中古で購入していたとしても、名義変更をしっかりと行い、正しい住所が書かれている場合には、リコールの通知を受け取ることができます。
中古車を購入した場合でも、問題なくリコールの修理を行うことができるので、安心してください。
・リコールがあった時に自分で確認する方法とは?
中古車であっても基本的にリコールの通知は送られてきます。
しかし、引っ越しをして車検証の住所が変わっているという場合には、リコールの通知を受け取ることができません。
テレビや新聞などでリコール情報を見た時、自分の車がリコール対象なのかどうかを確認したいという人もいるかと思います。
リコールの情報を確認したい場合には、国土交通省の「自動車リコール・不具合情報」にて、WEBで検索することができます。
車種名・型式の正確な情報が必要なので、車検証を見ながら入力することをお勧めします。
もし自分の所有している車がリコール対象車だった場合には、ディーラーに連絡をして修理の予約を行いましょう。
3.購入した中古車がリコール対策済みか確認する方法とは?
多くの場合中古車販売店の方でリコールのチェックをしています。
もしリコール対策済みでない場合には、販売前に対策を行ってくれるケースが多いです。
そのためリコール対策がされていない中古車を買うことはあまりありません。
しかし、中古車販売店の中には、リコールのチェックを怠っており、対策がされていない車を販売しているケースもあります。
自分でリコール対策済みかチェックする方法としては、整備記録簿を確認してください。
リコール内容と照らし合わせて、対策が行われていることが分かればOKです。
もし整備の記録がない場合には、リコール対策がされていない可能性が高いので、ディーラーに連絡をして、修理を行いましょう。